クッションファンデーションしかり、複数の役目を一つに集めた多機能化粧品が続々と登場してます。
忙しい朝に手早く化粧すれば時短になり、顔全体のの色味を統一できるので、自然に仕上がるのもうれしいですね。
朝のメイク時間は平均13分
女性の社会進出によってメイクには効率性が求められています。
化粧品メーカーのナガセビューティーケアが全国の働く20~60歳代の女性を対象にしたアンケートでは、朝のメイク時間は平均13分となっています。
そして約半数の女性が化粧品を変える理由として手軽にで簡単なメイクアイテムが欲しいから、というものです。
多機能化粧品はこうしたニーズに合わせて登場しています。下地とファンデーションが一緒になったBBクリームや、化粧水やクリームといったスキンケアが一緒になっているオールインワン化粧品は安定的な市場を築いています。最近では目や唇などのポイントメイクにも、時短が求められています。
大手化粧品会社も続々
資生堂は時短と質の両立を目指すブランド、プレイリスト(PLAYLIST) を展開。その一つ、インスタントアイコンプリートライナーマスカラは、目の縁に引くアイライナーとまつ毛に施すマスカラを一緒にした商品が発売されています。
この商品は、マスカラを塗った後にブラシの先端部分でアイラインで引くことができ、最小限のアイテムで目元のメイクが完成。
コーセーはヴィセアヴァンブランドから、チークとリップ、アイカラーをあわせた「マルチスティックカラー」を発売しています。これ一本で、カラーメイクアップができてしまうというアイテムです。
カネボウ化粧品からはケイト(KATE)のCCリップクリーム。こちらは、リップクリームに下地、グロス、日焼け止めなど5種類もの機能をがあり、一本で大変優秀な口紅です。片手で手軽に塗ることができるにもかかわらず、色味もつくのでお勧めです。
シャンプーなし、下地不要で完成
時短商品はメイク以外の分野にも広がっています。
ロレアルパリは、ノーシャンプーを理念に、洗浄、パサつきを抑えるコンディショナー、滑らかにするトリートメントの各成分を一つにしたエクストラオーディナリー オイル ラ クレム ラヴォン クレンジングクリームを発売。シャンプーをしないことで髪の傷みを防ぎ、健康的なツヤが出るとのことです。
スキューズミー(SQUSE ME)では、下地、色付け、トップコートが一回です済むグロッシーピンクコートがヒットしているそうです。
ますます時短コスメが沢山発売されていく中、クッションファンデーションもますます注目されていく傾向です。